ネットも国境のないグローバル化の時代に。○○民○○厨の兼用によるカオス
最近○○民○○厨って言葉をよく見かけるようになった。勿論ずっと前からあった言葉で多分歴史を振り返れば多分メソポタミア文明とかそんな時からあるはずなんだけどそんなことはどうでもいい。
多分、なんJ民とか、Twitter民とか東方厨とか艦これ厨とかモバマス厨とかガルパンおじさんとか何かと括るのがネット界隈におけるブームなんだって気がする。もしかしたら定番化しているのかもしれない。何もそういう括りが悪いって話をしたいんじゃないんだけど、昔のような「住み分け」みたいなものがなくなってる気がする。正直ボクは昔のことも詳しく知らない。もしかしたらこの記事すげえガバガバになるのではという一抹の不安を胸いっぱいにかかえながらちょっと書こうかなと。
昔のネット界隈はどうだったんだろう
的確なソースがないから一概には言えないけど昔のネットって住み分けが出来てた気がする。というか、言わば国のようなものが存在していた。
僕の中の一番大きい昔のネット界隈の印象は「個人HP」と「2ch」にある。前者に関しては葬式をとっくの昔に終えて現在3回忌といったところだけど、2chは今もピンピンしている。
まあ個人HPもほそぼそと生き残っているのかもしれない。もしかしたら、昔とは全く違う形で結構元気にやってるのかもしれない。なんかヒトラー生存説みたいだな。
なんとなーく。なんとなーくだけど、2chのノリを個人HPに持ち出す人間は少なかったように思う。昔のネットスラングとかはよく見た(藁とかキボンヌとか)けど、少なくともノリというか雰囲気は全く違かった。個人HPは個人HPであり、2chは2chだった。
転機:ツイッター炎上事件
SNSが爆発的に流行ってる。匿名性ってもう古い考えだ。pixivとかInstagramとかTwitterとか、現実の個人を晒すことはしなくても、ネットの中の個人を完全に晒している。2chとか個人HPみたいな時代にはそういうことはなかった。(コテを除く)
中でもTwitterの出現が個人的には大きいと思っている。最近は特に、Twitterっていろんな人が使うSNSだとつくづく実感する。
Twitterから紐解く
最近あんま見ないけど、「迷惑行為による炎上」ってある意味昔では絶対にあり得なかったことだと思う。個人情報を完全に晒してる奴と個人情報を完全に隠してる奴のバトルって昔は絶対見れなかった。ある意味時代の変化を示す歴史的な事件だったのかもしれない。日本で言うところの稲作の開始、本能寺の変、明治維新、敗戦ぐらいの重要な歴史に乗ってもおかしくはない。
http://meiserifu.clu.st/item?__objectId=bed7648855fb586389022cabf7d38021
ネット民VSネット民
上にあげた奴とか、所謂同人ゴロ連続事件、ネットの住民同士がぶつかり合うっていうちょっとした小競り合いというか戦争みたいなものだったけど、昔、VIPPER801板突撃事件があったように、こういう小競り合いは前からあった。勿論前者の方が悪質なものにはなってるんだけど。
でも2chでいう他板との衝突は珍しい事だった。板ごとにノリとか雰囲気って全く違う。だからこそ排他的な部分もあったけど、住民はしっかり住み分けをして秩序を保っていた。
Twitterに関してはこういう事件が連続して起きすぎている気がする。なんていうか移動が自由になったというべきか。だから僕はタイトルに「グローバル化」って言葉をいれてみた。
結論:今はどうか
正直どんどん話しがずれていってる気がするので本題に戻す。何回も言うけど、こういう事件は住み分けの欠如によって起こるものだと思う。宗教みたいなもんだ。
なら、どうして住み分けの欠如が起きるのか。それはTwitterの特性にあるんじゃないかって僕は考えた。
色々な人が利用するサイトであり、個人が確率されているからこそ、今みたいなカオスが生まれているのだと思う。
昔のネット世界では、ある人が○○民○○厨を兼用していたとしても、現実では色々兼用していたとしても、ネットではそれが明らかになることはない。
あるAというネットユーザーがいたとする。彼は2chもやるし、個人HPも運用している。彼はCCさくらとホモとシャワー・トイレをこよなく愛する平凡な30代のひきこもりニートである。彼がVIPに「さくらちゃんマジカワユスwww」と書き込み、801板にホモ妄想を書き込み、シャワー・トイレ板に新しく導入したトイレが気持よくてすこぶるう○この出が良いという書き込みをしても、見ている側からすれば、それはA氏ではなく、三人の別人のように映るのである。(ちょっと散らかった説明だけど)
Twitterの場合は、上記が当てはまらない。彼は見ている側からしてもA氏だ。CCさくらとホモとシャワー・トイレをこよなく愛する30代のひきこもりニートのA氏だ。もしかしたらネット上では20代のイケメンで歌い手だったりするかもしれない。
A氏のフォロワーはCCさくら厨、ホモ厨、シャワー・トイレ厨に大きく分けられる。歌い手ファンは0人で動画は20再生だ。これによって民族のミックスが行われる。例えばホモ厨同士での小競り合いがあったとする。A氏も勿論黙ってはいられない。しかしここで留意すべきはA氏はCCさくら厨であり、シャワー・トイレ厨でもあるのだ。
後ろから「わかりづらい」という声が聞こえた気がするのでちょっと分かりやすい事例に変える。
ラブライバーはクソ、お粗末さん
つまりラブライバーはクソとかお粗末さん()とか言われるのはラブライバーとかおそ松くん+○○厨って人が多いからだと思う。昔ならラブライバーはラブライバーだけのコミュニティがあり、お粗末さん()はお粗末さん()だけのコミュニティがあった。Twitterの場合、そのコミュニティ+○○厨が、言わば密告者のような役割を果たし、その悪行が白日のもとにさらされるというわけだ。
政治騒動に首を突っ込むラブライバーがクソと感じるのも同じ理由だと思う。
まとめ もっと争え
http://mazuizm.hatenablog.com/entry/2012/07/03/151446
ごちゃごちゃ書いたけど、人間の本質は残虐性だってMGRの上院議員も言ってたし、まあ今ぐらいのカオスさで世界が回れば僕は正直それでいいと思っています。論点をまとめると
昔は○○民ごとの国が合った
Twitterの普及による国の崩壊、多民族国家の誕生
ラブライバーとかお粗末さんみたいな炎上騒ぎが起こるカオスの発生
争え
トイレ・シャワー板は神
駄文にお付き合いいただきありがとうございました。